インフラ系エンジニアが運用上注意していることとは

インフラエンジニアの今後を考える会

これからのインフラ系エンジニアに求められるものとは?

運用上気を付けること

運用上気を付けること インフラエンジニアは、事業に関するサービスの運用を行うことが仕事です。運用の仕事をする時には、いくつかのポイントに注意しなければなりません。運用上気を付けるべきポイントもあれば、今後の仕事に活かすために欠かせないポイントもあります。ここでは、インフラエンジニアが運用上で気を付けるべき4つのポイントを紹介します。

サービスや機能への理解を高める

インフラエンジニアであっても、自社のサービスや機能について知っておくことは大切です。例えば、事業部がどのような施策を打っていて、それが業務アプリケーション内でどのような改修を行い、実現しているかを見ておきます。全ての案件に目を通すような気持ちで行うことで、より自社のサービス・機能に対する理解力を深めることができます。理解するという点では、どんなに小さな作業であっても一通り問題なく動くことを確認することも大切です。ユーザが実際に利用する時に動かないようでは困りますし、小さなことでも見逃さないことは、理解しようとする気持ちを強めることに役立てられます。

新商品に注目して合わせる

今では多くの人が持っているスマートフォンなどの携帯電話は、毎年何度も新しい機種が発表・発売されます。新しい機種になるということは何かしらの改善や新機能が付けられているということが多く、インフラエンジニアもそれに合わせながら仕事をしなければなりません。携帯電話を使っていると、昔のものよりは今の方がかなり画面の解像度が上がっていることが分かります。今では一昔前のPCと同じくらいの解像度になっているため、自社のサイトもその解像度に合わせて常に変化させる必要があるのです。

リソース関連の事項への理解を深める

もしアプリケーションがJavaであるなら、OutOfMemoryやGCなどの発生状況から、VMリソースの考慮も必要になるでしょう。JavaVMがどのような傾向にあるかを理解しておき、様々なリソース関連の事項について疑問をなくしておくことが大切です。理解を深めるリソース関連の事項としては、不要なインスタンスが残っていないかや何とかしてリソースに貢献できないかなどが挙げられます。これはインフラエンジニアの仕事内容との境目が微妙ではありますが、他の案件に対応する時に考慮してもらえる可能性があるなどのメリットもあります。

ディスカッションを行い最新情報を得る

普段、データベースに関しては、テーブルやファイルのエリアなどを管理すると共に、詳細パッチなどについての適用判断も行うことになります。この時、その都度プロダクトごとのコミュニティなどから個人的に情報を得て自社システムについての理解を深めることが大切です。また、常に最新情報を持つことも大切なので、メーカーやベンダ系などと定期的なディスカッションを行うことも必要です。

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上流工程を目指す

下請けのインフラエンジニアについては、上流工程を目指してキャリアアップしていくことが重要になります。ずっと今のままの現状を維持して仕事を続けることになると、会社は安く若い人を雇おうとするため、いつかは解雇されてしまいます。そのため、プロジェクトマネージャーやコンサルタントなどを目指すというように、上流工程を目指すことが必要です。上流工程の転職を成功させるためには、成功させた人に見られる特徴を知っておくことが大切です。3つの特徴を紹介していきます。

まずはしっかり仕事ができるスキルを

インフラエンジニアには、Webがインフラになりつつあることに加えてWebがソーシャル化していることにより、何よりもしっかりと仕事ができるスキルを身に付けていることが求められるようになりました。インフラだけでなく、ソーシャルアプリの隆盛についても、インフラエンジニアにとっては大きなチャンスです。インフラになりつつあるということで、そこからWebを安定させる必要が出てきます。インフラは安定が当たり前になるので、ただやる気があるだけでは仕事を任せることができません。

インフラエンジニアのお仕事

インフラエンジニアの仕事は、事業を展開するサービスに関して日々運用を行うというものです。ここでは一般的な障害を解決する必要がありますが、これには基本的なIT・オペレーションスキルが必要になります。特にユーザ系のインフラエンジニアについては、その他にも醍醐味のある仕事が多くなります。例えば、自サイトだけでなく大手ポータルとの連携処理を行ったり、トラフィックの増加を考えてそれに合わせた作業の配置を決めるなどがあります。

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